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腰痛対策委員会 活動報告②

   

ノーリフティング研修を受けて2年目に入りました。

今回、当施設では跳ね上げ式車椅子を10台追加購入し、

移乗時の利用者や職員の腰痛を大幅に軽減する事に成功しました。

「標準型車いす」から「アームレスト(肘)はね上げ式、フットレスト(脚部)スイングアウト式」へ

アームレストをはね上げ、スライディングボードを使用し、抱え上げない移乗介助へ

職員の皆様からは「腰への負担が減り助かる」「今までより力を使わず楽になった」等の声が聞かれています。

今後も施設ケアマネジャーとも連携し、移乗方法をケアプランに取り入れて頂き、介助方法の統一と定着を目指しています。

また、1年目では主に入所部門の活動を行ってまいりましたので、2年目は施設全体を視野に入れ、各部署(厨房を含む)の腰痛調査を行っています。

現在、活動内容や各種マニュアルの説明、ひやりハットボードの設置を行い腰痛発生のリスクに対応出来る環境を整えておりますが、年内を目途に法人内の昇山荘(グループホーム)やデイケアに福祉用具や体の使い方についてレクチャーし、腰痛予防に対する理解を深めて行きたいと思います。

次回は実技の様子などを報告したいと思います。

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